自分の人生に楽しみや喜びという要素を
持ち込み可能性を広げるのが金星です。
金星は太陽から数えて3番目の惑星で
3という数字は、活力、楽しみ、好きなこと、望みの現実化、
拡大と繁栄、などを表します。
ひとつ前の水星では人生の方向性を模索しました。
そしてそこで発見した様々な可能性を今度は金星で開花させ楽しみます。
ヘリオセントリックでの金星の意味
☆美や芸術を、五感を使ってじっくり味わう。
☆精神的豊かさ喜び、愛、を持って人生の楽しみを見いだす。
ゆったりと自分の中から溢れ出す自分の豊かさにを満される時、
あなたは金星からのメッセージを受け取ります。
《 金星が表すキーワード 》
感じる、五感、女性性 豊かさ、美しさ、愛、芸術、
ゆっくり、じんわり、味わう、満ちる
従来の西洋占星術からみた金星
ジオセントリック占星術の金星は
もっと地球上に限定された意味になります。
ローマ神話の女神ビーナスに由来し
女性的な美しいものや華のあること、それに付随する快楽を表します。
年齢領域で言えば16歳から25歳位までで、
感性を磨く時期でもあります。
金星は牡牛座と天秤座の支配星
金星は牡牛座と天秤座の支配星で
牡牛座の支配星としての金星は
金銭や持ち物ものに対する美意識や感覚的な資産などを表し
天秤座の支配星としての金星は
協調性、交流への愛着などを表します。
宇宙視点と創造性
創造性と言うのは何もないところから
何かを新しく作り出すことですが、
時間と空間のない世界では
同時に過去も未来もなくなり
全てのものが今ここにあるということになり、
どんなに新しいものでも既に存在している
ということになります。
ヘリオセントリック的金星とは
そう考えるとヘリオ金星は、生まれる前の世界でさまざまな楽しいビジョンやイメージが広がっていく状態であると言えるのかもしれません。
性別と言うのは地球上に生まれる時に発生するものと考えると
ヘリオセントリックの地球到達以前の金星に女性という概念はなく
女性性となります。
さらにヘリオセントリック占星術の金星の感覚に直結しておらず
魂に直結いるため、このヘリオ的金星の楽しみとは地上の感覚的なものから来るものではなく己の内面から溢れて出てくるものに限定されます。
なので地上のどんなものを持ってきても
ヘリオ金星は満足する事がありません。
楽しいものや快楽を感じるものに夢中になったときに
ジオセントリック占星術の金星は、
その快楽によって分裂を感じますが、
逆にヘリオの金星の場合は
それは感じるほどに自己との一体感を感じます。
内側の感覚や感情をゆっくり味わい美しさや愛、芸術、 喜びや豊かさ
満ちわたらせことで幸福感を得るのです。
まとめ
外的なものによらない快楽や楽しみ、喜び
それがヘリオセントリック占星術の金星なのです。
物質的なことや対人関係などによって依存する価値観や
地上に存在する豊かさや愛を引き寄せる欲求では無く
感じることや喜ぶことを楽しむこと。
自分のヘリオ金星的な要素を見つけ出すには、
自分の内側から溢れ出る楽しみ、喜びではないく、
外的なものによって作られたものを見つけ出し手放す必要があります。